ここのところ、ジェルタイプの洗顔料が人気を集めています。
有名どころですと、2018年に大ヒットしたビオレのおうちdeエステがそうですしアットコスメで高評価になっているジェル洗顔もたくさんあります。
当サイトでおすすめしているジェル洗顔のプルエストもその中の一つです。
ジェル洗顔が人気なのは間違いないですが、一方で「ジェル洗顔って泡洗顔とどう違うの?」「洗顔はモコモコの泡が出るほうが良いんじゃない」という疑問をいだく人も多いかと思います。
そこでこの記事ではジェルタイプの洗顔の特徴や強みについて泡タイプの洗顔と比較しながら解説していきたいと思います。
Contents
そもそも泡タイプとジェルタイプの洗顔料の定義の違いとは?
まず、そもそも泡タイプとジェルタイプの洗顔料はどういう違いがあるのでしょうか?
実際には明確な定義というのはないのですが、大雑把な違いを見ていきたいと思います。
泡タイプの洗顔料とは
泡タイプは従来からよく使われている洗顔料になります。
泡タイプと一言で言っても大きく3種類に分かれます。
- フォームタイプ
- 固形石鹸タイプ
- 泡タイプ
フォームタイプは手で泡立てるタイプの洗顔料で、一番イメージしやすい洗顔料になります。
固形石鹸は文字通り石鹸になっている洗顔料で、泡タイプはポンプをプッシュすると最初からモコモコの泡が出てくるので泡立てる必要がなく使えるタイプの洗顔料です。
いずれにしても、泡によって肌の毛穴汚れや皮脂・角栓などを浮き上がらせて洗浄するのが泡タイプの洗顔料となります。
ジェルタイプの洗顔料とは
ジェルタイプの洗顔料はその名の通りジェル状になっているのが特徴です。
肌に直接ジェルを乗せてマッサージをしながら洗浄するタイプもあれば手の上で少しだけ馴染ませてから肌につけるものもあります。
そのいずれにしても、泡タイプのようにモコモコの泡が出るわけではなくてプクプクと細かな泡しか出ないのが特徴です。
ジェルが肌と密着するので、その密着したジェルによって毛穴汚れや皮脂・角栓などを落としていくのがジェルタイプの洗顔料です。
泡タイプとジェルタイプの洗顔の洗浄力の違い
泡タイプの洗顔料にはいくつかの種類がありますが、そのどれも洗浄力が高いのが特徴です。
ですので洗いあがりはスッキリしますし、「洗顔した」感を感じやすいのが泡タイプの洗顔料のメリットです。
一方で、泡立たせるための成分として石油由来の強力な界面活性剤などが入っている場合が多く、肌への刺激になりやすいのが欠点です。
また、洗浄力が高いのは長所ですが、同時に根こそぎ必要な皮脂まで落としてしまうことにより逆に皮脂の分泌が増えてしまうなんて場合もあります。
その点、ジェルタイプの洗顔料は根こそぎ皮脂を落とすことはなくマイルドに皮脂を落としてくれるアイテムが多いです。
「洗浄力は高ければ高い方が良い」とこれまでは考えられがちでしたが、最近では「肌の皮脂を根こそぎ洗浄するのは逆に肌にダメージを与える」という考え方が強くなってきています。
その流れの中でジェルタイプの洗顔料が人気になっているわけですね。
洗浄力自体は泡タイプのほうが高いですが、ジェルタイプのほうが長い目で見ると肌本来の力を呼び覚ましてくれやすいと言えますね。
泡タイプとジェルタイプの洗顔料の刺激の違い
泡タイプの洗顔料が良く泡立つのは界面活性剤が入っているからです。
この界面活性剤にも低刺激のものもあれば刺激が強いものもあるのですが泡タイプの洗顔料は強い刺激の石油系の界面活性剤が入っている場合があります。
ですので、肌に優しくないのが欠点です。
一方でジェルタイプの洗顔料にも界面活性剤が入っているものの、基本的にはそこまで泡立てずに洗顔するものが多く、植物由来の界面活性剤の場合が多いです。
この点を踏まえるとジェルタイプのほうが刺激がマイルドであると言えますね。
もちろん、この辺は商品によって違いますが全体としての傾向としては低刺激なのがジェルタイプの洗顔料だと考えられます。
なので、敏感肌やアトピーなどの人はジェルタイプのほうがおすすめです。
泡タイプとジェルタイプの洗顔料の乾燥や肌のつっぱり感の違い
泡タイプは洗いあがりがさっぱりするので乾燥しやすいという欠点があります。
乾燥肌の人はつっぱり感を感じてしまう場合もあります。
一方でジェルタイプは洗いあがりがさっぱりしすぎないのでつっぱりにくいのが特徴です。
さらには保湿成分が入っていることもありその保湿成分が肌に密着することでうるおい感が残るようなアイテムも数多くあります。
洗顔後に乾燥しにくいのがジェル洗顔の魅力ですね。
泡タイプとジェルタイプの洗顔料の毛穴ケアや美肌効果の違い
泡タイプは、洗浄力が高いので皮脂や角栓をしっかり落としてくれます。
ですので、毛穴汚れなどが目立たなくなる効果が期待できます。
また、美肌成分が入っているものもあるので、その美肌成分が期待できる泡洗顔もあります。
ただ、泡洗顔は汚れを浮き上がらせて落とすというところから美容成分がどれくらい浸透するのかという点で疑問が残ります。
一方でジェルタイプの洗顔料は肌へ密着することで汚れを落としてくれるのですが、その際に泡タイプと比べて美容成分が肌に浸透しやすいという特徴があります。
美白効果や毛穴引き締め効果など様々な効果があるジェルタイプの洗顔料があり美肌効果が期待しやすいのがジェルタイプの洗顔料の強みです。
ジェルタイプと泡タイプの洗顔料の違い まとめ
ここまでを踏まえて簡単に表にしてみました。
ジェルタイプ | 泡タイプ | |
洗浄力 | やや高い | 高い |
刺激 | マイルド | 強い |
乾燥やつっぱり感 | 乾燥しにくい | 突っ張りやすい |
毛穴ケアや美肌効果 | 高い | 低い |
もちろん、商品によっても細かく違いますが全体の傾向として捉えてみると良いかと思います。
泡洗顔がおすすめの人・ジェル洗顔がおすすめの人
今回の内容を踏まえて泡洗顔・ジェル洗顔をおすすめする人をまとめてみました。
泡洗顔をおすすめする人
- 洗顔はとにかく洗浄力を重視する人
- 皮脂や角栓を根こそぎ取りたい人
- 肌が丈夫で刺激に強い人
- 洗顔後すぐに保湿できる人
ジェル洗顔をおすすめする人
- そこそこの洗浄力でOKな人
- 肌本来のうるおい感を残したい人
- 敏感肌など肌が弱い人
- 美肌効果が高い洗顔料を使いたい人
美肌効果が高いおすすめのジェル洗顔とは
ここまで泡洗顔とジェル洗顔の違いについて見てきました。
私個人的には長期的に毛穴や皮脂などの状態をより良くしていくのでしたらジェルタイプの洗顔料がおすすめです。
そして、ジェルタイプの洗顔料はたくさんあるのですが、その中でも私はプルエストというジェル洗顔をおすすめしています。
このプルエストはこんにゃく由来の肌への刺激が全くないマンナンジェリーというスクラブが入っていて、さらには保湿力が高いハイドロウォッシュという洗顔料になっています。
ですので、ジェル洗顔ながら洗浄力が高くそれでいて肌がもっちりしてハリが出るんです。
さらには、毛穴ケアや美白効果が高い成分などが入っているので抜群の美肌効果があります。
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